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天皇賞(秋)

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天覧競馬は11年ぶりだという。入場者数は約8万人との発表。さてこの入場者数、1992年(30年以上も前になる)の日本ダービーだと16万人を超えている、という文章を目にした。山口瞳の男性自身から引用されたもので坪松博之の「Y先生と競馬」の冒頭で出てくる。ちょっと信じがたいけれど、競馬場や場外馬券売り場でしか馬券が買えなかった。電話投票ももちろんネット馬券購入もなかった時代の話である。

今年はルメール騎乗のイクイノックスがコースレコードで勝利した。馬上でヘルメットを取り深くお辞儀をした。11年前の天皇賞はミルコ・デムーロ騎乗のエイシンフラッシュで、この時は下馬して片膝を着いてお辞儀をした写真をあらためて見た。その前の天覧競馬では松永幹夫騎乗のヘヴンリーロマンスが勝利し、馬上から深くお辞儀したのを記憶している。

天皇賞(秋)は、いくつかの思い出があり、蘇るシーンがある。昨年もイクイノックスが勝利したが、パンサラッサという馬が逃げ粘って、最後に差し切った。その時私はパンサラッサの単複を買っていたので、ゴール前絶叫していた。おお、あれから1年経ったのか。今年のイクイノックスは強い、強い競馬をした。有馬記念も2連覇するかもしれない。となると、あとは凱旋門賞しか残っていない。楽しみですね。


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