11月中旬に急にみぞおちに痛みを感じた。内臓ではなく肋骨に痛みが感じられる。継続する痛みではなく、断続的な痛み。心臓とか肺に異常が起きたているのか、あるいは骨に異常が起きているのか。日毎に痛みの強さが大きくなっているので、流石に放ってまま治るのか不安を感じた。私は医者、病院へ行くのは極力避けている方だし、健康診断も退職を機に受けないと心で決めていた。しかし、今回は近所のクリニックで診てもらうことにした。
心電図、肺のレントゲンをまず録り、それは異常が認められないとのこと。帯状疱疹の兆候もなし。それでは次回来て24時間の心電図を測定する器具をつける、採血するということになった。また、血圧が高いので降圧剤を飲めとのこと。ちょうど週末を挟んで次回来院することになった。この時の診療費は3000円くらい。
週末、浅草で遊んだりしているうちに痛みがなくなってきた。月曜日に病院で採血と24時間心電図測定の機械を取り付けた。今度医者は心臓は心配ないけど胆管の異常は採血で調べる、胃腸がおかしい場合もありうるから胃腸薬飲みなさいとの診断。この時の診療費1万円くらい。うわ、と思った。
翌日採血の結果を聞きに再び行く。LDLと総コルテロール値が正常より高いので、コルステロールを下げる薬を飲むことを勧められたが、前にもそれは断ったので、お医者さんも「ご検討ください」とやんわりと。心臓、腎臓、胆嚢、は異常なし。じゃなんで痛みがあったのか、私としては原因がよくわからないのが不安なんですが。「あとは腹部CTで検査するのがあるが、別の専門クリニックで受けなければならない」という。あくまでもこちらの選択なのである。じゃやってみますというと3日後に予約が取れた。この日の診療費は五百円。
もうすでに痛みはなくなっていたが、CTを取り、この費用が1万円。そのデータを持って夕方再び医者を訪ねた。結果は脂肪肝などちょっとした正常ではない映像があるが、命に関わるようなものは全く認められない。結局原因がよくわからない。医者は胃腸の具合が主因かもしれないと。胃腸がおかしいなら自分でもわかるんじゃないの。しかし、もうすでに痛みがなくなっているのだから、これ以上何もない。最後の診療費三百円。
私が反省するのは、運動不足だ。それが痛みという警告だったのかもしれない。毎日のラジオ体操とストレッチをするようになった。そういうことは医者は何一つ言わない。医療も商売なのはわかるが、高すぎるぞ。